TWIN TAIL
[すべては許されている]
¥2,625(tax in)
TWIN TAIL
彼らは"完成型"など目指してはいない。
違法ダウンロード全盛の時代に、すべてが再現不可能なことをやってのけるだけだ。
この音
この空気
オレには‥
日本が見えない
2005年春、壮大なテーマで始まった音と実写映像の競演。
旋律が誘う戦慄、今までにない体験。魅せられたのは「厳しく美しいかたち」。
TWIN TAILは中村達也(ds)、照井利幸(b)、勝井祐二(violin) +豊田利晃(映像)が放つ再現不可能な「時」と「一夜限りの創造」として、これまで年数回の公演を行ってきた。
そのTWIN TAILが初めてのスタジオ録音盤(CD)として本作品を発表する。
時は2007年7月7日。ほぼ無計画と云っていい状況で彼らは突如スタジオに楽器を持ち込んだ。
そこで始まったのはライヴと同じスタイルでの即興演奏。いつもと違うのは観客がいないということ。代わりに手入れの行き届いたヴィンテージの録音機材が彼らをとり囲んでいた。そして約27分がリミットとされるアナログテープを無作為に7回ほど回した。つまりは7セッション。
そのどれもが大変素晴らしく、正に彼らにしか出せない美事な音楽がそこに在った。
本作品はその7本のテープから3つのセッションを選択し6曲(ID)に分け仕上げられている。
音楽業界的な用語を引用すれば、これは間違いなくR&R本来の質であり、アヴァンギャルドの秀でた部分が活用された優秀な組曲とも云える。
アルバムの最後には彼らが初めて演奏した時(中村達也+勝井祐二×豊田利晃)のライヴ音源で締めくくられているが、これは非常に簡易的な録音機材で収録されたものである。但し、一聴した限りではそのサウンドのクォリティに耳を疑う方もいらっしゃるだろう。これだけでもTWIN TAILの世界感、その一部に触れていただけるいい機会になると思います。
当然ながらTWIN TAILは映像も同軌しているユニットなので、本作品を発表するにあたり次回のこと(映像版)も視野に入れざるを得なくなった。これはこの作品が起こした「変」と云っていいかもしれない。「すべては許されている」はそれほどの力を持った音楽です。
是非、体験してください。
Musicians from "TWIN TAIL"
勝井祐二(violin)
照井利幸(bass)
中村達也(drums)
Produced by 豊田利晃 (P)&(C)2008 WILDDISK STEREO WDD-007
01. 闘いの性に生まれて
02. 勝った奴が正義か?
03. 神の掌を刺す雨
04. 犀の角のようにただ独り歩め
05. 血を洗い流す滝
06. 行きたい場所へ、行きたいように
07. すべては許されている
TWIN TAIL [MySpace.com]
彼らは"完成型"など目指してはいない。
違法ダウンロード全盛の時代に、すべてが再現不可能なことをやってのけるだけだ。
この音
この空気
オレには‥
日本が見えない
2005年春、壮大なテーマで始まった音と実写映像の競演。
旋律が誘う戦慄、今までにない体験。魅せられたのは「厳しく美しいかたち」。
TWIN TAILは中村達也(ds)、照井利幸(b)、勝井祐二(violin) +豊田利晃(映像)が放つ再現不可能な「時」と「一夜限りの創造」として、これまで年数回の公演を行ってきた。
そのTWIN TAILが初めてのスタジオ録音盤(CD)として本作品を発表する。
時は2007年7月7日。ほぼ無計画と云っていい状況で彼らは突如スタジオに楽器を持ち込んだ。
そこで始まったのはライヴと同じスタイルでの即興演奏。いつもと違うのは観客がいないということ。代わりに手入れの行き届いたヴィンテージの録音機材が彼らをとり囲んでいた。そして約27分がリミットとされるアナログテープを無作為に7回ほど回した。つまりは7セッション。
そのどれもが大変素晴らしく、正に彼らにしか出せない美事な音楽がそこに在った。
本作品はその7本のテープから3つのセッションを選択し6曲(ID)に分け仕上げられている。
音楽業界的な用語を引用すれば、これは間違いなくR&R本来の質であり、アヴァンギャルドの秀でた部分が活用された優秀な組曲とも云える。
アルバムの最後には彼らが初めて演奏した時(中村達也+勝井祐二×豊田利晃)のライヴ音源で締めくくられているが、これは非常に簡易的な録音機材で収録されたものである。但し、一聴した限りではそのサウンドのクォリティに耳を疑う方もいらっしゃるだろう。これだけでもTWIN TAILの世界感、その一部に触れていただけるいい機会になると思います。
当然ながらTWIN TAILは映像も同軌しているユニットなので、本作品を発表するにあたり次回のこと(映像版)も視野に入れざるを得なくなった。これはこの作品が起こした「変」と云っていいかもしれない。「すべては許されている」はそれほどの力を持った音楽です。
是非、体験してください。