大変お待たせ致しました。
EOR待望の1st Albumがいよいよ11月3日にリリースされます!
EOR/ENTITY OF ROAD MAN
Ⓟ&©2010 WILDDISK STEREO WDD-009
収録曲:Screaming of the gun, BLACK VENUS, TELL ME‥‥全10曲
タブゾンビ (trumpet) from SOIL&"PIMP"SESSIONS
蔦谷好位置 (keyboard)
日向秀和 (bass) from STRAIGHTENER
中村達也 (drums) from LOSALIOS, FRICTION.
\2.300(tax in)
<EOR/ENTITY OF ROAD MAN 発表に寄せて>
2007年初春、都内のスタジオにてタブゾンビ(tp)と中村達也(ds)が相見え、セッションから波及する"全く新しいジャンルのサウンド"を模索し始めた。2人がイメージした音とは、ROCKではなくJAZZやHIP HOPでもない、そして単なるセッションにも止まらないノンジャンルのサウンドの構築。その開拓であった。
個性の強いプレイヤーから弾き出される音(パッション)のぶつかり合い。いわゆる魂の応酬。
その緊張と混沌の中から生み出されるビートとメロディ、それらの融合〜覚醒。彼らはそれを「 ENTITY OF RUDE」と称し、そのEOR追求のための仲間を探し始める。ほどなくしてタブの誘いを請けた日向秀和(b)がスタジオに合流。ともにリズム隊を担う中村ともその場で意気投合し、3人によるスタジオワークが始まった。この3人のワークセッションは時を空けつつも継続して行うことにより、さほどの時間を要することもなく、そのグルーヴは無二のものへと接近しつつあった。そしていよいよ、その仕上げとして中村が声をかけた蔦谷好位置(key)の登場により、ENTITY OF RUDEのサウンドは拍車をかけてその道を突き進むことととなった。
今にして思えば、あれほど多忙だった4人が、この時期スタジオで継続的にセッションを行えたことは1つの奇跡と言えるかもしれない‥
閑話休題、そのようにスピーディに動き出したEORだったが、いざ始動となると、各々の実動事情からなかなか前へと進み難い状況が続くこことなる。それでも初ライブの機会は意外と早く訪れた。
同年夏、世界的プロデューサーでありインプロ界の重鎮 Bill Laswell (b)が Bernie Worrell (Key)を率いて「Method of Defiance」というユニットを結成。その初来日公演を行う際の対バンとして、ビルから中村達也のバンドが指名されたのだ。こうしてEORは急遽ライブへと挑むこととなる。バンド名を正式に「entity of rude」と称し臨んだこの結成直後のライブにおいて、4人は見事なほどの演奏力と楽曲構成で、圧巻のパーフォーマンスをやってのけ、集まった多くの観客を瞬時に魅了する潜在能力を披露してみせた。
以来、多方面からライブのオファーには事欠かない存在となるものの、やはり各メンバーの実動事情から年2〜3回のライブ(それもひっそりと‥)に留まらざるを得ない状況が続くこととなる。
メンバー曰く「幻のバンド」と揶揄することもあったが、各々の心根に欲するものはEORの始動であり、その存在を世間に知らしめたいという願いの火も消えてはいなかった。そうして2010年秋、遂にスタジオ録音によるファースト・アルバム「ENTITY OF ROAD MAN」を発表するに至った。
そしてこの機にバンドの呼称を「entity of rude」から「EOR」と改名。新たなる志での活躍が期待される。これからどれほどの活動が実現できるのか?と、以前、未知数な部分も多いが、ニューカマーであり、最終兵器とも呼べるその存在感に大いに期待していただきたい。
●QUATTRO MIRAGE VOL.1 〜ROCK'N'ROLL ADDICTION〜
2010.11.16 tue @ shibuya Club QUATTRO
EOR VS MO' SOME TONEBENDER